勉強机の上は、勉強に使用する教科書や参考書や辞書、ノートだけにして、ほかの余計な物は一切しまって下さい。
また、飲み物等も片付けてください。
机の上にゴチャゴチャいろいろな物を置くと、目に勉強とは関係のない余計な情報が入って、勉強に対する意欲や集中力を奪ってしまうからです。
また、デスクの前にお気に入りの人形やフィギュア、プラモ、ポスター、写真などがあったら勉強の役には立たないだけでなく、勉強のやる気を無くさせるものでもありますので、ベッドやクローゼットなどの視界に入らない別の場所に移しましょう。
「それが目の前に無いと集中して勉強できない」というものを作ってしまうと、いざ授業や試験で実力を発揮しようとしても、余計なものは机の上に置いてはいけませんから、無意識のうちに依存症が生まれてきてしまいます。
それが無いと落ち着かない、やる気が出ない、となる依存物は極力勉強の視界の範囲内からは、どかしてください。
勉強机の中に大事な宝物をしまっていたり、お気に入りの本や漫画を入れてしまっていることがあるかもしれませんが、これらも他の場所に移してください。
視界に入っていなくても、勉強が辛い時についつい手が伸びてしまいます。
スマホは勉強に必要な辞書代わりに使っている人も多いと思います。
しかし、スマホはついつい手が伸びて...
LINE、Twitter、YouTube....
ちょっとのつもりがなん分も何十分もやっていた、なんてことになってしまうのです。
それらは決して勉強の休息にはなっていません。
スマホはできれば電源を切ってかばんの中などにしまっておくのが良いでしょう。
その日の勉強が終わったら、机の上は綺麗に片付けて、次の勉強がしやすいようにしましょう。
次の日に続きから勉強を始めるのでそのままにしておきたい時等は別として、違う科目や違うテキストを勉強し始める際に、前の勉強の片付けから始めるのは億劫なものです。
その日の勉強をリセットして次の日の勉強を新しい気持ちで始めることができ、その日の勉強への集中度が増します。
使う頻度の高い教科書や参考書、辞書などは椅子から離れずに手が届く範囲に置きましょう。
いちいち立って取らないといけないとなると、それだけでもやる気を少しずつ削いでしまいます。
何も置いていないエリアをB4サイズで良いのでいつも開けておきましょう。
今取り掛かっている勉強がはかどらず、一時的にそれらすべてをどかして別の勉強をやったほうが効率が良い時に、丸投げするエリアが必要だからです。
何分も何十分もかかってもなかなか解けない問題、覚えるのに凄く時間がかかる暗記...そういったものはズルズル続けるのではなく、別のものに取り掛かっておいたほうが時間の効率が良い場合があります。
重要な保管用書類、小物入れをどこかに作って下さい。
受験票や切符、願書、重要な連絡書など、絶対になくしてはいけない物はそこに入れて下さい。
読み終わったプリント、計算用紙などすぐにゴミ箱行きになるものとはくれぐれも一緒にはせず、重要書類はすぐに重要種類入れに入れる習慣をつけましょう。
散らかしてしまった部屋を保護者の方が綺麗に掃除してくれた、という経験はありませんか?
その後、紛失物の行方を掃除してくれた保護者の方のせいにしなくて済むようにきちんと保管しておきましょう。
どこに何があるかが分かりやすいだけでなく、取り掛かり忘れている問題集などをすぐに思い出させる効果があります。
机を片付けたら下からずっと手付かずの問題集があった....そんな経験はありませんでしょうか?
今ではなくても、いずれやる勉強関連の本は無くさないように気を付けてください。